初めての茶会

立礼席

掛軸 ・・・「薫風自南来」
花 ・・・ほたるぶくろ
棗・・・
棚・・・右に替え茶碗、左に建水。建水の棚は少し引いておく。建水をさげる際に戻す
建水・・曲げ木。
蓋置・・蟹
御菓子・バラ

スカイツリーにて、立礼席のお茶会。やっぱり、見られていると緊張しますね。思うように稽古の時間が取れず私の自信なさそうな顔を見て、人見先生、マイクでご自分の方に気をそらす作戦に出ました。スカイツリーということもあり、フリーのお客様もちらほらブース外から見学されていました。初めて体験して解ったのは、「お点前はできてあたりまえ、お客様をどうさばくかを考えて行動する」ということでしょうか。水屋の点てだしのタイミングとお運びさんの息があっていないと薄茶が冷めてしまいますし、思っていたルートが通れなくて変わってしまうとそれだけでどうしよう・・となってしまうし。
恐らく、全体を見ていらした上の上の姉弟子さんたちは、(変われるものなら、私が点てたい・・・)とハラハラしながら、見守ってくださっていたことでしょうが、もちろん態度には出さず、暖かいお言葉をかけていただきました。
大変貴重な経験でした。また経験したいような、もうしたくないような。
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