釣釜

釣釜

掛軸 ・・・「桜花微笑春」
花 ・・・椿 ゆきやなぎ
香合・・・貝(季節問わず利用可能。)高い方を手前にする。
棗・・・今回は、中次。遠山桜蒔絵。棗は半月の手で扱いますが、中次は、右からとることと、清めるときに二筋ということだそう。
棚・・・利休好みの生地の杉棚。真ん中を親指で押したり引いたり。棗は中棚におきます。
建水・・曲げ建水。(継ぎ目は「円前角向こう」と覚えます、和食と重なります)
蓋置・・五徳型。釣釜では五徳を使用しないため、蓋置で使用してもよいそうです。

3月から4月のみ使用できる釣釜。春の訪れを感じます。春分の日らしいお道具でした。そうそう、社中でも御慶事が!!なんと、おつきあいなさっていた社中の人同士が、ご結婚されるそうな。お茶を通して繋がった御縁、正に、人見先生の「お茶を通して和の精神を」という社中の方針に適ったことであるなあと思うわけです。先生は、ご謙遜なさいますが、偏にお人柄が、社中の雰囲気にも影響しているなあと思うのです。残念ながら、お二人は、京都に行かれるそうですが、本拠地でも一層の御研鑽をなさることでしょう。おめでとうございます。東京にお戻りになったら、是非、お立ち寄りくださいね。
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